190年近い歴史がある、フランスのラグジュアリー・ブランド「エルメス」。
馬車の鞍などの馬具製造からはじまって、バッグやベルトなどのレザー・アイテムに移行して、現在はプレタポルテや日用品まで、さまざまなラインを展開しております。2020年からはビューティー・ラインをスタートさせて大きな話題となりました。伝統の鞍もまだ作っております。

こちらは、そんなエルメスのフレグランス・ラインから、2019年に発売されたユニセックス香水です。2003年の「地中海の庭」からつづく、ジャルダン(庭)シリーズのなかの一品で、日本では意外と入手困難ですので、お求めはお早めに。
このシリーズは「ナイルの庭」や「屋根の上の庭」、「李氏の庭」など、いろいろとおもしろいコンセプトのものがありますので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいませ。

「ラグーナ」は海の「潟(かた)」のことで、サンゴ礁などの外側の浅瀬のことを指します。そんなラグーナをイメージしたこの作品は、マリン・フローラルのクリーンな香調がベース。きれいめな香りにしあげられております。

マリン・ノートやリリーなどが、ウォータリーなフローラル・マリンを香り立たせるトップから、
マグノリアやピットスポラムなどが、流麗なホワイト・フローラルを湧き立たせるミドルへ。
ラストはウッディー・アコードなどが、ソフトなスウィート・ノートを香らせて、テンダーなセダクションをアピールしてくれそうです。

調香は、2015年からエルメスの専属調香師をつとめている、スイス人パフューマーのクリスティーネ・ネーゲル。エルメスの「ツイリー・ドゥ・エルメス」や、ディオールの「ミス・ディオール・シェリー」なども手がけております。

比較的おだやかなフローラル系ですが、マグノリアやピットスポラム(トベラ)などのホワイト・フローラルがメインなので、プライヴェートなシーンにマッチしそうです。
ユニセックス仕様ですが、レディスのほうがマッチするかもしれません。重すぎず軽すぎない濃さもポイントです。ボトルやボックスは、この庭シリーズでトータル・デザイン。ボックスのイラストがいつもセンスが良くてステキです。


直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
目に入ったときは、直ちに洗い流してください。


香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。
極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。



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