中古品です。それなりの使用感とヤケ、傷みがあります。

付録ゲームは「戦慄の城塞（Citadel of Blood）」（SPI）です。

【おまけ1：フルカラー自作タイル（両面）】
このゲームでは無作為に引かれたタイルを組み合わせて複雑な迷宮を形作っていくという方式が採用されています。しかし、当時の雑誌付録ゲームという制約上、タイルの代わりになんと「標準サイズのカウンター」を使用するという荒業が用いられています（「死の迷宮」も同様）。
そのため本来のゲームボリュームはそこそこあるにも関わらず、プレイ自体が物凄くちまちました感じになってしまいます。

そこで、これらカウンターをフルカラーのタイルにして全て作り直してみました。
タイルは全部で100枚ほどあり、しかも「死の迷宮」が片面であるのに対し、両面を使用するため、現在の市販ゲームと比べても引けを取らないほど豪華でボリューミーなセットになります。
タイルのサイズは4四方です。このサイズであれば後述のユニットを使用する以外にも、ミニチュア等を使用して遊ぶこともできるのではないかと思います。
迷宮の入口と、最終目的地である“地獄の門”もタイル化してあります。


【おまけ2：カウンター一式】
このゲームにはキャラクター駒とモンスター駒が用意されています。そのうち、キャラクター駒については同じSPI社の『Swords＆Sorcery』の世界をベースにしているのですが、タクテクス版ではそのあたりが考慮されずに日本人による素人臭いイラストに変更されてしまっています（添付の写真参照）。また本家のSPI版のイラストもけっこう微妙なテイストなので、別途フルカラーの画像を使用して作り直してあります。またオリジナルと違い、種族ごとにカウンターの色を変えてあります。
また、モンスターユニットについてもコンポーネントの制約からかカウンターの表面と裏面に異なるモンスターを印刷するという無理をしており、プレイしにくいので、別々のカウンターとして再作成してあります。

【おまけ3：バックグラウンド記事（翻訳）】
このゲームはSPI独自のファンタジー世界設定を反映しており、登場人物もこのバックグラウンドに登場する実在（?）の人物です。ルールにもこの設定を再現（反映）するためのものが多く含まれています。しかしタクテクス誌の翻訳はこれらについて触れておらず、そのままだと意味不明のルールが少なくないと思います。
そこでこのゲームが収録されたAres誌に掲載されたバックグラウンド記事「ロキ・ヘルソンの暗黒の塔」を翻訳したものをお付けします。


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