#Hans Kennel(tp)#Paul Haag(tb)#Heiner Althaus(ts)#Alex Bally(dr，perc)#Walter Schmocker(b)#Armin Keil(p)#Christian Beck(conga)#1979年録音#瑞西Bellaphon原盤#Modal#欧州ジャズ#入手困難#希少盤

スイスの伝説的フリージャズ・グループ”Magig”のメンバーであったHans KennelとPaul Haagや、鬼レア自主盤で知られるRemo Rau QuartetのAlex Bally、Swiss Jazz QuintetのHeiner Althaus、Walter Schmocker、Armin Keil等によって79年に吹き込まれたデビュー盤。モントルー・フェスでのライブ音源と、同年同月に行われたスタジオ録音を収録したスイス産モダールの大名盤[Jazz Community]の出品です。

Swiss Jazz Quintetと共に、80年代のスイス・ジャズ界を代表する名グループ”Jazz Community”のファーストアルバムで、奇しくもSwiss Jazz Quintetのファースト[Tells Shot ]と同じく80年にリリースされた作品。プロデュースにMetronome Quintetのメンバーで、後にクラウトロックの雄”Can”を手掛けたBruno Spoerriを起用した意欲作です。

コンガのChristian Beck を加えた79年モントルーのライブ音源から、ラテン・タッチの軽快なピアノを背に、フロント三管が縦横無尽のソロを聴かせる”Via Vorame”、フュージョン風のアプローチで疾走感溢れる演奏を披露した”Kurz Kosmizcni”等のAlex Ballyオリジナル曲の他、同月のスタジオ録音からは、Kennel作のラテンのリズムとエレガントなピアノが小気味好い”Snobben”や、軽快なリズムに乗せて走る4ビート”Keiler”、抑揚の効いたイントロから4ビートが展開されるAlthaus作の激渋モダール”Incarnation”等、全編クールな一枚です。因みにKennelとSpoerriは69年のレア盤、8 [Live At The Rossli， Steinen]でも共演しています。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。18年にはSonoramaからセカンド[Il Topo]との編集盤がリリースされ話題になった作品ですが単体での再発はありません。近年では中古店でも見かける機会が少なくなった名盤です。お探しだった方や興味がある方は是非ご検討下さい。


リリース情報

Bellaphon 27 40 001
スイスオリジナル盤
1980年リリース
オリジナルピクチャースリーブ

コンディション

盤　VG++~NM-(微スレのみ。目立つ傷や汚れの無い艶のある綺麗な盤です。チリ等も皆無に近く、クリアな再生が楽しめる盤です。レーベルも綺麗です。)

スリーブ　VG++(エッジスレ、小さな角打ちあります。裏側に引っ掻き傷が一つあります。抜け裂けの無いしっかりとした綺麗な状態です。)


此方の商品は現状渡しになります。

基本的に検盤は目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので、見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
中古品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。


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